危険な価値観とは

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技も未完成なままで今日まで来てしまっているビジネスマンが非常に多い。とくに、営業のように目の前の結果が重視される職種においては、長期的な視野で技を磨いている人が少ない。いまだに「結果オーライ」の風土が色濃く残っているのもそのためだろう「結果オーライ」は非常に危険な価値観だ。結果が出てしまうと上司や組織はその人を評価せざるをえない。

それゆえに、本人は結果を自己評価してはいけないのである。結果に重点を置いてしまうと、人間はプロセスを軽視するようになる。そうなったらその人の仕事における成長は もう望めない。

成長とは倍の成果を残すことではない。成長とは「倍の成果が常に出せるスキル」を身 につけることである。この「常に」というところが非常に重要なのだ。コンスタントに成果を出し続けるためには、プロセスを重視しなくてはならない。「どんなに素晴らしいプロセスでも結果が出なければ意味がない」と言う人もいるが、現実的にはプロセスが正しくて結果が出ないということは絶対にありえない。

算数に置き換えて考えてみよう。計算式を間違えているのに正しい答えが出てしまうことはたしかにある。しかし、計算式が正しいのに答えが違うということはありえない。仕事もこれとまったく同じで、倍の成果を出せるプロセスを実行すれば必ず倍の成果が出る。逆に言えば、成果が出ないということは、プロセスのどこかを間違えているということなのだ。

プロセスの欠陥を見つけ出し、修正することができる能力。それこそが究極の成長スキルだ。このスキルさえ手に入れてしまえば、人間は誰でも間違いなく成長し続ける。その能力を手に入れるために、まずは「結果オーライ」の価値観を「プロセスオーライ」。

価値観に入れ替えてみることをおすすめする、結果が出たことを喜ぶ習慣を身につけるのだ、結果が出たから喜ぶのではなく、予想どおり勝つべくして勝つことが、ビジネスの世界においては最重要なのである。

「太く短く生きたい」と冨うが、「長い短い」はみずからでは決めれない
「太く短く生きるか」「細く長く生きるか」どちらの人生がいいか、とよく議論する人がいる。しかし、大事なことを忘れてはいないか。人問、いつ死ぬかなどわからないのだみずからの人生が長いか短いかは、神のみぞ知ることであって、本人にはわからない。

人生にしたいと思って、細く生きていたのに突然の事故や病気で死んでしまったら、長い「細くて短い人生」になってしまうではないか、そもそも、どうして人は、「太くて短い人生」か「細くて長い人生」のどちらかしかないと思うのだろう。長さと太さとを掛け算して、それが同じでなければ気がすまないらしい。

しかし、実際には、「太く長い人生」も「細く短い人生」もあるのである。だから、ここで気づいてほしいことは、長いか短いかは決められないが、太いか細いかはみずからの意志で決めることができるということだ。

みずからで決められるのであれば、太い人生を選ぶほうがいいに決まっている。そうすれば、明日死んでも悔いが残らないし、長く生きられれば儲けものではないか。太さと長さを掛け算したその答えになど意味はない。

細い人生を選ぶという人の多くは、長生きしたいと思っているのだろう。それが人生の後半になって、長生きが目的ではなく、生きて何をするかが大事だったのだということに気づく。そこで、「やり直せるものなら」というセリフが出てくるわけだ。

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